シンガポール幹細胞学会

シンガポール幹細胞学会、出展してきました。200人ほどの小さな集まりでしたが、欧米からも多くの研究者が参加されて国際色豊かな学会となりました。

左は現地で雇ったバイトの学生さん。非常に優秀で、バイオロジーを勉強していて専門用語もバッチリ。おまけに日本人以上に正しい敬語での日本語とビジネスマナー。今から目を付けていますが、彼ならきっと引く手数多でスカウト競争も激しくなりそうです。

隣のブースは日本企業で、他にもう1社参加されていました。日本人来場者も結構多かったです。皆さん、シンガポールには大いに注目されているようです(ブラスト社もですが)。
招待演者のうち2人は日本の著名な先生で、この学会のレベルの高さが伺えます。休憩時間にブースに来られて名刺交換できました。日本では中々お目にかかれないのですが、海外だと非常に近い距離でお話しできるのが良いですね。
出展物はいつもの顕微鏡インキュベータに3次元細胞培養シートと共培養容器。エンドユーザーの先生方に興味を持ってもらえ、扱いたいという現地ディーラーも来場され、盛況でした。タイやマレーシアのASEAN諸国はもとより、ドイツやスペインの研究者からも使ってみたいと良い反応を得られて、シンガポールをポータルとして海外展開する目論見はアタリだと実感できます。
一方で準備不足の点も否めなく、まだ詰めなければならないことが多々ありました。やっぱりやってみないと分からないものです。
逆に言えば何を揃えれば良いか、どんなニーズがあるか、それらが明確になったことは大きな収穫でした。装置を海外向けの仕様に落とし込んで販売ツールも整理します。ある程度出来上がったら現地でディーラーを集めての勉強会を開こうと思います(アルバイト君が日本へ留学予定なので、その前に企画しなくちゃ)。

タイトルとURLをコピーしました