ある学生さんから、就活仲間で「お祈りメール」と呼んでいるものがあると聞きました。最後の一文で「ご活躍をお祈りいたします」と締めくくられている不採用通知のことを指すのだそうです。
会社が使うありがちなお断り文ですが、メールを受け取った側は「断られた」ではなく「祈られた!」と言うらしく。ショックを受けても、言い方一つでサっと流して次行こう次!って気分になれそうです。
ガラスヒーターを営業し始めたころを思い出しました。断られた案件が続くと結構落ち込んだりしたものです。
☆ガラスのハートなもので♪
逆に、顧客側からどんどん要求が嵩んでお断りせざるをえないこともあります。その際はお祈りメールこそしませんが、できませんと否定形で終わるのではなく、「○○のコストをかければ出来ます」と括ります。
意外にもコストOKとなってお買い上げ、なんてケースもありました。
昨日の番組で、つまらなかった映画の監督から感想を聞かれてどう答えるか、という問いかけがありました。プレゼンターの模範解答?は「こんな映画見た事ない!」でした。受け取りようによっては絶賛にも聞こえます。
言葉ってそれ自体に力が宿る、言霊(ことだま)ってあると感じるのですね。世の中では否定を示さなきゃいけないことは多々あれど、ネガティブな言い方をしないことでまた別の運気を呼び寄せると思うのです。
でも「検討します」は海外で嫌われるみたい。常套文句ですが、確かにこれを言われて前に進んだ例はありませんから、否定形と同じに認知されているのでしょう。
今までに言われた最強の断り文句。。。それは「お元気で」
いっやあ、それを言われた時は、女性に告白して振られたときみたいな、絶妙微妙な感覚がこみ上げてきちゃいましたwww。