基幹部品の一つ、デジタル調節パネルが大量入荷しました。数値を表示したり設定値を入力する大事な部分で、これ待ちの組み立て途中の工程がようやく一気に進みます。
例年なら1~2年分の個数ですが、コロナ禍明けの現状の捌け具合からすると心許ない。既に次の調達をかけていますが、今や標準納期18か月の実績12か月くらいなので大事に使います。単価の高い部品は流石に数をそろえられないから販売台数からの調達管理を慎重に進めなければなりません。
でも考えてみたら1個から購入できて即日入荷という今までの商流がオカシカッタように思います。在庫管理のリスクを何処かが一手に背負っていたわけで、それがコストカットにもなっていたわけで、破綻した今は製造業者が各々の責任を持って挑む時代です。
それでもブラスト社が手掛ける理化学分野はめちゃくちゃデカいパイがあるわけではないので小っちゃなベンチャーでも、いやむしろ小っちゃなベンチャーだからこその機動力を活かして付加価値の向上に努めます。