箱型ユニット

季節は8月下旬、上期の終わりが近づくと引き合いが一時的に急増します。毎年同じ流れでして、予算消化のタイミングで下期に入ったら一気に受注です。
ガラスヒーターはパネル上のユニットが汎用性あって良く出るのですが、最近は箱で覆って窒素など雰囲気も管理したいニーズが目立ちます。

   ※金属製の筐体で2重サッシにして断熱性もバッチリ
ベースは標準品を活用して筐体は過去の図面からサクサク製作。お値段上乗せできるし(それでも類似市販品よりずっと安い)、主演と助演の名コンビです。
でもこの時期、いつもチョイ鬱になってしまいます。そう、8月でまた1つ「年輪」が刻まれるのです。。。
毎日それなりに充実してちょっとした達成感も得られているのですが、これが厄介。毎日が砂時計の落ちる砂のように消えていく中、”今日の仕事”に追われて、”明日の仕事”が十分にできていない焦りが生まれます。
でも、その瞬間がいつもクライマックスにあるような人生の過ごし方も良いですが、顧りみることでまた次のバネになることもありますからね。
綺麗な年輪を重ねたいものです。

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