MENU

製品情報

PRODUCT INFORMATION

顕微鏡インキュベーター

必要にして十分、なライブセル観察

顕微鏡のステージ上で細胞を培養できる超小型のインキュベータです。機能性能を温度制御とCO2混合だけに絞り、安価でコンパクトなパッケージに仕立てました。約1週間の細胞培養を行い、ライブセル観察やタイムラプス撮影を簡便に実現します。

培養過程をライブで観察/顕微鏡カメラでタイムラプス撮影

3つの特長

  1. 温度とCO2混合の機能に絞り込んで、必要十分のコンパクトなパッケージに仕立てました。
  2. データ記録やリモート操作など付属的な機能を排除して、コストを極限まで抑えています。
  3. 樹脂のネジ止めによる特注が容易な構造です。購入後でもパーツの交換で改良が可能です。

細胞培養チャンバー

細胞培養チャンバー「C-140T」

チャンバー天面に透明ガラスヒーターを設置して、視野を妨げず庫内を加温します。底面は開口しているので油浸やレーザー共焦点など様々な顕微鏡観察に対応します。

税別直販価格:218,000円

ウェルプレート以外にも「容器アタッチメント」により様々な培養容器を設置できます。

税別直販価格:各9,000円

チャンバーの「底面ユニット」はネジで簡単に着脱できる構造です。顕微鏡ステージに合わせて換装します。

税別直販価格:各12,000円

細胞培養チャンバー「C-070T」 

  • 縦横の外形がウェルプレートと同じ127mm×85mmなので、市販のウェルプレート用ホルダにそのまま嵌ります。顕微鏡を選ばない柔軟さでカスタムの幅が広がります。
  • 標準で35mmディッシュ2枚が入ります。オプション底面の差し替えでスライドガラス2枚または60mmディッシュ1枚を収めることも可能です。

    税別直販価格:178,000円

制御装置

温度&CO2制御装置「BE-052A」

自律型温度制御とCO2混合が一体化したのが「BE052A」です。ウェルプレート用チャンバーC-140T、ディッシュ用チャンバーC-070Tともに共通で接続可能です(2つ同時には接続できません)。

自律型温度制御(ターゲット温度を恒常的に安定)

ヒーター温度とターゲット温度※を計測し、状況に応じて制御対象を切り替えて庫内温度を最適に維持します。
※ターゲット温度センサはプレート表面に貼付して疑似的に培地ひいては細胞の温度を検出します。
スタート時や蓋を開けてターゲット温度が低い時はヒーターが制御対象となって素早く加温します。十分に温まったら制御対象をターゲットに切り替えてターゲット温度を優先的に制御します。

CO2混合

100%CO2ガスを取り込み、大気と混合させて所定濃度に調整して細胞培養チャンバーへローリーク(※)で送り込みます。
※チャンバー内の濃度を検出しているものではありません。

単体での制御

数時間程度のライブ観察であればCO2は培地の残存容量で対応できるので、CO2混合機能を省いた自律型温度制御機能だけの「BT051A」もあります。

自律型温度制御装置「BT051A」、税別直販価格:122,000円

  • 後からCO2混合機能を追加したいまたは気相管理だけ行いたいご要望に応じて、温度制御機能青省いた型式「BC701a/b」をご用意しています。
  • 低流量の送気で加湿は貯水パンの自然蒸発によるBC701a、 水をくぐらせての加湿が可能な高流量切り替え機能付のBC701bがあります。


CO2コントローラ 税別直販価格:269,000円(BC701a)、284,000円(BC701b)

システム構成

チャンバーと制御装置を組み合わせて目的に応じたシステムを構成します。後から追加購入して機能を広げることも可能です。

  • セット型式:SV-140A(細胞培養チャンバーC140T、温度&CO2制御装置BE052A)税別直販価498,000円
  • セット型式:SV-070A(細胞培養チャンバーC070T、温度&CO2制御装置BE052A)税別直販価448,000円

特注製作

実験方法に適合するよう開閉機構や形状寸法を特注制作しています。より複雑な構造や新規設計にも対応します。

特定培養容器との組み合わせ

NICO-1

NICO-1(ニコイチ)は並列式の共培養容器です。従来のトランズウェルが縦方向なのに対し、NICO-1は横方向で異種細胞間のエクソソーム反応をそれぞれの細胞で観察可能です。
詳しくはこちらへ

社長ブログ エンジニア上がり
社長のプログ

バーチャル展示会 VIRTUAL EXHIBITION

一覧を見る

お問い合わせ Inquiry form