製品情報

構成

パネル形状のガラスヒーターに温度センサを貼付し、電極付きホルダに組み込んでユニット化しました。試料を加熱しながら変化を倒立観察したりレーザー等で光学分析することが可能です。

仕様

ガラスヒーターは可視光の領域でおよそ80%前後の透過率を有します。加熱しても光学特性は変化せず、高温下で透明性を維持します。温度上昇の早さは導電膜の仕様や電圧にて定められています。
導電膜は型式によって違っており、温度上昇の早さや透過率はそれぞれ異なります。代表的な特性線図を下記に示します。

温度制御

• それぞれ専用温度制御装置が付属しているので、届いたその日から直ぐにご利用いただけます。
• フィードバック制御で精密に温度を制御します。特注で自律型温度制御機能を付加できます。
• 基本は1系統で定格をガラスヒーターに応じて適合させています。特注で制御数を2~4系統に増設できます。

光学解析加熱ベッド

SS-050をベースに試料を加熱しながら光学解析するプラットフォームを製作しています。試料を固定する取付バネや、縦置きにして光路長を確保するための縦置きスタンドなど様々なオプションで簡便に対応します。

凸型断面

SS-050のガラスヒーターを凸型断面に加工してガラスTOP面を突出させました。側方光射の計測や光学分析に用います。

※その他にも様々な特注を賜っております。