幕張メッセで開催された第45回分子生物学会、無事に閉幕しました。弊社ブースにお立ち寄りくださいました方々には厚くお礼申し上げます。このたびは近年稀に見る&類を見ない&かつて無い空前絶後の大賑わいでした。会期中は喋りっぱなしでしたが、水泳の後の授業みたいに心地よい疲労感です。
今回の展示の主役は何と言っても低酸素インキュベータ。昨年の分子生物学会では未だ試作品でしたが今回は完全商品版の展示。
ポスターの「え?窒素ガス、要らないの?!」が想像以上に効果あるようで、え?何で要らないの?と思惑通りに聞かれます。9月の癌学会でも展示したのですが、引きの強さが段違いで来訪される方々が多数。2日目は噂になっているので気になってと目指して来られる方も増えました。
意外だったのが、並べて展示した従来タイプのCO2顕微鏡インキュベータ。こんな安くて小さいの初めて見た!とかブラスト社って前からやってましたっけ?とか、今回お初の例が少なくない。うーん、分子生物学会は毎年出しているんだけどなぁ。研究者の顔ぶれも様変わりしたのかもしれません。TASCLやNICO1も以前より関心が高まっています。やっと時代が追い付いたか?!
この学会は研究発表の議論討論が熱く交わされると同時にイベントも多数仕掛けられていて、出展ブースへの来訪が他の学会より多いのです。顔なじみとなった先生方とも話が弾んでまるで文化祭みたいでとても楽しい。この低酸素インキュベータを先行してご提供していた研究室で、成果がポスター発表されていたので聞いてきました。非常に緻密で高度なレベルなので付いていくのに必死でしたが、これだけ充実した内容に我が低酸素インキュベータが役立っているとは実に光栄です。
さて、ビジネスとしてはこれからが本番です。頂いた名刺を整理して週明けから営業フォローに走ります。この勢いを逃さず機を掴みます。