宇宙(そら)へ

先週は筑波の宇宙センターへ行って、宇宙ステーションで使用する培養装置の試作品(の試作品)を納めてきました。まだまだ課題はあり、というかコンペの端っこにぶら下がったにすぎません。

帰り際に併設されている展示棟を見学。「きぼう」や「はやぶさ」などが展示されていました。
このたびは共同研究先の東京大学の先生も同行されました。以前に記事で紹介した、弊社製培養チャンバー使って3次元培養容器を開発されている先生が色々な関連成果をお持ちで、その一つが今回の宇宙テーマにドンピシャだったのです。
まさに縁が縁を呼び、、、という縁尋機妙の関係です。今は共同研究契約を締結して正式に取り組んでいます。
宇宙のテーマはひとまず一区切りです。でも試作段階とはいえ形になったものを見て、すぐ商品にできそうなパッケージも思いつきます。ベンチャーが壮大な夢とロマンにかける意義は、その取り組み過程で生まれるリアルな売(バイ)ネタをどんどん掬いとることにあります。上手く目論見が当たるよう、それはそれで進めることにしました。
さて、今週は再生医療学会で仙台です。火~木という変則的な日程なので(商業展示なら水~金)、月曜が搬入日。
宇宙テーマの礎となった件の3次元培養容器はまだ販売形態が未定なので、参考出品という体裁で展示の一角に加えます。

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