幕張メッセで先週開催されていたJASIS(分析・科学機器展)2017が盛況のうち閉幕しました。ご来場いただきました皆様方には厚くお礼申し上げます。
JASISではいつも「ガラスヒーター」をメインにしていましたが、今回はTASCLやNICO-1などと合わせて培養ソリューションとして展示しました。
でも一番反応多かったのはマイクロ流路デバイスです。最近の傾向でスライドガラスに掘った溝で細胞培養することもあり、とても多様化している分野です。前のDDS学会でもそうだったので、培養チャンバー一辺倒にせず見せ方を考え直していかねばなりません。
初日は海外のディーラーが多く来場されました。驚くのは大体が2,3年前に細胞培養チャンバーを発売したときから関心を持ち続けておられた方ばかりだったことです。
当時から輸入したいと申し出が幾つもあったのですが、日本で実績積んでからと思っていたので全部お断りしていました。今や全国の主要大学・研究機関で使用され、信用も築いてこられたので今年は出して行こうとしています。そのタイミングでの来場で、ようやくですね!と期待も大きい。
とはいえ海外との取引は一筋縄ではいかない。PL法の問題もありますので(というよりそれが一番の課題)、一度に大量に出すのもハイリスク。そこでまずはデモ機として前払いで1台購入した方を優先にする旨伝えています。
上期が終わるこの時期、予算消化に弾みがついて賑やかになってきます。名刺整理して、来週から営業開始です(展示会の本当のステージが始まる)。