先週にパシフィコ横浜で開催されていた再生医療学会2018、無事に閉幕しました。弊社ブースにお越し下しました皆様方には厚くお礼申し上げます。
☆京都リサーチパークからの共同出展
展示会場がポスターセッションや休憩ブースから離れていたので来場者は少ないのではと危惧していましたが、昨年の仙台での開催より多いくらいでした。スタッフも説明や案内をしっかりこなしてくれて、ブースは大盛況。
培養ソリューションと銘打ったプロモーションはユーザーの研究者のみならず装置メーカーへの組み込みニーズも十分に掻き立てられたようです。加えて各社の商品とのコラボも複数開拓できました。
展示会キャンペーンとして細胞培養チャンバーは10万円台にて販売y。もはや投げ売り状態ですが、共培養容器「NICO-1」に加えて1月に正式リリースした3次元培養シート「TASCL」を合わせて培養容器とのセットを前面に押し出しました。PCのインクジェットプリンタ方式よろしく消耗品で稼ぐ商売です。
このPRの仕方が本会のトレンドと絶妙にマッチしたみたいで、TASCLとNICO-1に関心が集中しました。とりわけNICO-1の”引き”が強かったのですが、PR効果はもとよりエクソソーム研究そのものが増えてきた感じです。時代が追い付いてきたか?!
それと再生医療の全体的な傾向として、基礎研究から臨床応用へ広がっているように思います。特に多いのが心筋細胞の培養で、やはり先行している臨床例がインパクト絶大なのでしょう。
新規顧客の開拓にマーケットトレンドの情報収集とコラボ商品によるパッケージ増強、平成29年度の大トリにふさわしい大成果でした。