低酸素インキュベータ最終章

ウェルプレート用低酸素インキュベータ、カンチレバー式の開閉機構にアレコレ取り組んでいました。そしてついに目標の酸素濃度1.0%を実現できました!試作機も黒アルマイトをかけて”映え”る商品風に仕立てています。

何といってもガチャコンと一発で開閉できるその仕組み、それでいてガスバリア性を確保できればこの上なく格好良い。

キーエンス社製蛍光顕微鏡BZ-X800搭載仕様

低酸素ガスの送気チューブの継手も工夫して正面背面の両方向に出せるようにしています。ユーザー候補の先生方が使われる顕微鏡をリサーチして実装できるようモデルアップ。低酸素状態の持続期間がまだ2~3日なので、商品にするにはやっぱり酸素濃度0.5%を1週間は持続できないとね。後もうちょっとなものの、そのちょっとがキッツいところです。

と思っていたら、技術成果を以前のネジ式開閉機構に応用したら、なんとあっさり0.5%7日間を達成してしまいました!そして持続期間を3日間に限定したら0.1%も達成!!これ、性能諸元としてはもう最終仕様です。カンチレバー式は平行して取り組むことにして、ネジ式を先に最終モデルへ仕上げます。現在3つの研究室へ長期貸し出しを予定しつつも随分お待たせしているのですが、やっとお出しできます。今週来週とで説明がてら訪問してきます。

ネジ式開閉機構

このプレート用低酸素インキュベータは焦って拙速に売り出さず、学術的バックグラウンドをユーザーの先生方としっかりじっくり築いて徐々にリリースしていくつもりです。生命科学の研究にパラダイムシフトを起こ、起こし、起こ、、せるといいなぁ(可能性が大きすぎて逆に自信を持てないww)。

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