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細胞は最小単位のコンピュータ

細胞培養を見える化Microscope Incubator for Cell culture

顕微鏡インキュベータ(細胞培養を顕微鏡でライブ観察/タイムラプス撮影)

【概要】

顕微鏡のステージ上で細胞を培養できる超小型のインキュベータです。機能性能を必要十分に絞り込み、安価でコンパクトなパッケージに仕立てました。

※動画型式:SV-140A(細胞培養チャンバーC140T+制御装置BE062A)、税別直販定価498,000円

温度とCO2濃度を制御して約1週間の培養を行い、培養過程のライブ観察やタイムラプス撮影を簡便に実現します。

   

【細胞培養チャンバー】

 
ウェルプレート用(チャンバー型式C-140T)

チャンバー天面に透明ガラスヒーターを設置して、視野を妨げず庫内を加温します。底面は開口しているので高倍率での観察やレーザー共焦点など様々な顕微鏡観察に対応します。

  

ウェルプレート以外にも「容器アタッチメント」により様々な培養容器を設置できます。


チャンバーの「底面ユニット」はネジで簡単に着脱できる構造です。顕微鏡ステージに合わせて換装します。

 
ディッシュ用(チャンバー型式C-070T)

・さらに小型のチャンバーで、35mmディッシュ2枚が入ります。底面の差し替えでスライドガラス2枚または60mmディッシュ1枚を収めることも可能です。
・縦横の外形寸法が127mm×85mmでウェルプレートと同一寸法なので、市販のユニバーサルホルダに無改造ですっぽり嵌ります。顕微鏡を選ばない柔軟さでコストも抑えられます。部品点数も少なく穴あけやスリットなどカスタムの幅がさらに広がります。


【制御装置】

 
自律型温度制御(ターゲット温度を恒常的に安定)

ヒーター温度とターゲット温度※を計測し、状況に応じて制御対象を切り替えて庫内温度を最適に維持します。
※ターゲット温度センサはプレート表面に貼付して疑似的に培地ひいては細胞の温度を検出します。
スタート時や蓋を開けてターゲット温度が低い時はヒーターが制御対象となって素早く加温します。十分に温まったら制御対象をターゲットに切り替えてターゲット温度を優先的に制御します。

  
CO2混合

100%CO2ガスを取り込み、大気と混合させて所定濃度に調整して細胞培養チャンバーへローリーク(※)で送り込みます。※チャンバー内の濃度を検出しているものではありません。



これら自律型温度制御とCO2混合が一体化したのが「BE062A」です。ウェルプレート用チャンバーC-140T、ディッシュ用チャンバーC-070Tともに共通で接続可能です(2つ同時には接続できません)。

 
単体での制御シリーズ構成

・数時間程度のライブ観察であればCO2は培地の残存容量で対応できるので、CO2混合機能を省いた自律型温度制御機能だけの「BT061A」もあります。
自律型温度制御装置「BT061A」、税別直販価格:122,000円

・後からCO2混合機能を追加したいまたは気相管理だけ行いたいご要望に応じて、温度制御機能青省いた型式「BC701a/b」をご用意しています。
・低流量の送気で加湿は貯水パンの自然蒸発によるBC701a、 水をくぐらせての加湿が可能な高流量切り替え機能付のBC701bがあります。
 
CO2コントローラ 税別直販価格:269,000円(BC701a)、289,000円(BC701b) 

シリーズ構成

チャンバーは大きさが2種類あります。培養容器や用途に応じて選択します。制御装置は3種類あり、いずれもチャンバーC-140TとC-070Tに共通で使用可能です(2種類のチャンバーを同時に制御することはできません)。  

・セット型式:SV-140A(細胞培養チャンバーC140T、温度&CO2制御装置BE062A)税別直販価498,000円
・セット型式:SV-070A(細胞培養チャンバーC070T、温度&CO2制御装置BE062A)税別直販価448,000円
 

特注製作

様々なオプションにより、使いやすさを向上させることができます。より複雑な構造や新規設計にも対応します。

 
   C-150A(電動ステージ固定)   C-150CA(冷却ユニット付)     正方形チャンバー

低酸素環境でのライブセル観察

【基本構成】

当社製品の顕微鏡インキュベータに酸素濃度も制御できるタイプが新登場しました。窒素ガスを使わず超小型なチャンバーでハイポキシア培養を実現します。

    

培養チャンバーはウェルプレートと同じサイズなので顕微鏡のプレートホルダにすっぽり嵌ります。従来は困難だった低酸素環境でのライブセル観察を簡便に実施できます。


低酸素ガスを生成するガスリザーブ方式

制御装置の中にはガスを調整する予備室(ガスリザーバー)があります。そこに脱酸素剤を入れて低酸素ガスを生成させ、チャンバー内を循環させることで低酸素環境を実現します。
従来の窒素ガスを用いての相対的な低酸素調節に比べて非常に簡便でランニングコストも低価格です。予備室には常に低酸素ガスが充満している状態なので、培地交換などで一時的に蓋を開口した後でも素早く本の濃度に復帰します。
 


特定培養容器との組み合わせ

【TASCL】

TASCLは3次元培養シートです。細胞混濁液を播種すると特殊な形状によって凝集し、スフェロイドを形成します。6ウェルプレートにパッケージされて取り扱いが簡便です。詳しくはこちらへ


【NICO-1(ニコイチ)】

NICO-1(ニコイチ)は並列式の共培養容器です。従来のトランズウェルが縦方向なのに対し、NICO-1は横方向で異種細胞間のエクソソーム反応をそれぞれの細胞で観察可能です。詳しくはこちらへ
  

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